レビ・コルウィル 写真:Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が、チェルシー(イングランド1部)に所属するイングランド代表DFレビー・コルウィル(20)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。

 チェルシー下部組織出身のコルウィルはハダースフィールド・タウンや、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンへのレンタル移籍を経験して昨夏に復帰。屈強なフィジカルと高水準なビルドアップ能力の高さを武器に今季はここまで公式戦29試合に出場している。

 そんなコルウィルに対して、PSGのスポーツディレクターを務めるルイス・カンポス氏が関心を強めており、獲得を検討している模様。PSGはレアル・マドリード(スペイン1部)など複数クラブからの関心が浮上しているリール(フランス1部)のU-18フランス代表DFレニー・ヨロをメインターゲットにしており、その次点としてイングランド代表DFの獲得オプションを検討しているという。

 また、チェルシーは昨夏に2029年夏までの新契約を結んだコルウィルを放出する意思はないという。だが、チェルシーは今季のプレミアリーグでも10位に位置するなど、昨季から成績不振に陥っており、ファイナンシャルフェアプレー(FFP)への観点からアカデミー出身の選手を売却をしなければいけない状況になりうる可能性があるようだ。

 なお、チェルシーと契約延長前にはマンチェスター・シティ(イングランド1部)も獲得に動いていたコルウィルにはリバプール(同じ部)も継続して関心を示している模様だ。