バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に所属するブラジル代表DFマルキーニョス(29)の獲得に興味を持っているようだ。ブラジル『UOL Esporte』が伝えた。
首位のバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)と8ポイント差となっていることからブンデスリーガ12連覇に黄信号が点滅しているバイエルンは、今季限りでトーマス・トゥヘル監督の退任が決定。そのトゥヘル監督は今冬の移籍史上でバルセロナ(スペイン1部)のウルグアイ代表DFロナルド・アラウホの獲得を熱望していた。
しかし、バルセロナは財政難を抱えているものの、ウルグアイ代表DFの売却に否定的であり、獲得が難しいことから、バイエルンは代替案を検討しているという。その候補の1人がマルキーニョスであり、バイエルンはすでにPSGとコンタクトを取ったとのことだ。
2013年夏にローマからPSGに加入以降、高い足元の技術やビルドアップ能力を武器にリーグ・アン制覇など数多くのタイトルに貢献してきたマルキーニョスだが、現行契約は2028年夏まで。今季もここまで公式戦26試合に出場してい主将をPSGから引き抜くのはアラウホ同様に難しいオペレーションとなっているようだ。
なお、バイエルンではトゥヘル監督体制で序列が低下したオランダ代表DFマタイス・デ・リフトが、今夏の退団を希望しており、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルからの関心が浮上。また、フランス代表DFダヨ・ウパメカノもパフォーマンスが低調であることから、センターバックの強化が今夏の目標のようだ。