スポルティングCP所属の日本代表MF守田英正は、今月19日開催のポルトガル1部リーグ第22節モレイレンセ戦で前半3分に先制ゴールを挙げ、勝利に大きく貢献。現地メディアによると、AFCアジアカップ終了後に現所属クラブと契約延長で概ね合意に達した可能性があるという。
川崎フロンターレ、CDサンタ・クララを経て、昨年夏にスポルティングCPへ完全移籍した守田。加入1年目の2022/23シーズンからポルトガル1部リーグ戦でコンスタントに先発出場すると、今季はMFマヌエル・ウガルテの退団もあり、中心選手として活躍している。
契約延長の時期については、ポルトガル紙『ア・ボーラ』が1月20日に「クラブは昨年夏の移籍ウィンドウが終了してから、守田と契約延長の意思を抱いていたが、延期していた」と報じていた。
すると同紙は今月21日に「スポルティングは守田の代理人である本田弘幸氏に対してオファーを提示済み。両者が合意し、すでに契約延長が完了している可能性がある」とリポート。
これによると、両者の現行契約は2026年6月に満了を迎えるほか、年俸は50万ユーロ(約8100万円)とクラブ内で中間レベルにある模様。契約期間が2年延長されるほか、年俸は75万ユーロ(約1億2000万円)にまで引き上げられる見込み。契約解除金は4500万ユーロ(約71億円)から6000万ユーロ(約95億円)にまでアップするという。
ただ守田はスポルティングとの新契約締結でも、他の日本代表選手よりも条件面で劣るとみられる。MF三笘薫は昨年10月にブライトンと契約延長。英メディア『ロンドン・ワールド』は、両者が新たに年俸416万ポンド(約7億5000万円)の5年契約を結んだと報じている。またドイツ誌『ビルト』は昨年11月中旬、DF板倉滉がボルシアMGから年俸400万ユーロ(約6億5000万円)を受け取っているとし、チームで3番目の高給取りだと伝えていた。