トヨタが定額制サービスの「KINTO」に、東京オートサロン2023および2024にて公開した電気じどう車「AE86 BEV Concept」を設定。期間限定・抽選申込形式で、「Vintage Club by KINTO」の特選旧車レンタカーとして約3時間の試乗が可能
トヨタ自動車の定額制(サブスクリプション)サービスを担う「KINTO」は2024年2月13日、東京オートサロン2023および2024において公開した電気じどう車「AE86 BEV Concept」を設定し、期間限定・抽選申込の形式で、「Vintage Club by KINTO」の特選旧車レンタカーとして試乗できると発表した。
概要は以下の通り。
期間:2024年3月13日~4月24日の期間中の毎週水曜/土曜(祝日含む)13:00~16:00
場所:トヨタ会館(愛知県豊田市トヨタ町1) 自家用車で来場の際はトヨタ会館正面の立体駐車場(無料)が利用可
価格:2万円(税込)/3時間 3時間の中にはトヨタ自動車の開発スタッフからの説明時間も含む
抽選申込期間:2024年2月13日~2月26日23:59
当選通知:当選者のみに2024年3月1日までに連絡
なお、抽選を申し込んだ人には「AE86 BEV Concept NFT画像」をもれなくプレゼントするという。
改めて「AE86 BEV Concept」の概要を紹介しよう。
ベース車はAE86型のカローラ・レビンで、パワートレインをレーザーα4Aツインカム16エンジン(4A-GEU型1587cc直列4気筒DOHC16Vユニット、最高出力130ps/最大トルク15.2kg・m)から、最高出力95kW/最大トルク150Nmを発生するタンドラHEV用の電気モーターに換装。また、リアシートを省いてそのスペースにNX PHEV用のリチウムイオンバッテリーを搭載し、さらに6速MTのギアボックスを配して後輪を駆動する。電動化に際しては、“Lexus Electrified”で培ってきたノウハウを活用し、AE86のボディや車重の軽さ、前後の重量のバランスは維持しつつも、BEVの特徴である高い駆動力やマニュアルトランスミッションの採用により、従来以上の「走りの楽しさ」が感じられる車両に仕立てている。
ちなみに、「Vintage Club by KINTO」ではクルマ好きな人たちと一緒に楽しみ、旧車に乗れる喜びを分かち合えるようなコミュニティを目指して、人気の高い旧車の特選レンタカーをラインアップ。現在はTA22型セリカ1600GT(1973年式/MT)、TE27型カローラ・レビン(1974年式/MT)、RA25型セリカ・リフトバック2.0GT(1975年式/MT)、Z10型ソアラ2.8GT-Limited(1982年式/AT)、GA61型セリカXX 2000GT(1985年式/MT)、AW11型MR2 G-Limited スーパーチャージャー(1988年式/MT)、UCF10型セルシオB仕様(1991年式/AT、期間限定)、JZA70型スープラ2.5GTツインターボ エアロトップ(1992年式/MT)、ST205型セリカGT-FOUR(1994年式/MT)、SXE10型アルテッツァRS200 Zエディション(1999年式/MT)、JZA80型スープラ(2002年式/MT)を用意しており、さらに今後顧客の要望を踏まえながら設定車種を拡充していく予定だという。
提供元・CAR and DRIVER
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