ショパンゆかりの地を巡る
ポーランドは偉大な作曲家フレデリック・ショパンの故郷として有名です。
ジェラゾヴァ・ヴォラ
首都ワルシャワから西に55kmほど離れたところにある、ショパン生誕の地です。ここにはショパンの生家があります。

庭園を通り生家に近づくと、徐々にショパンの音楽が聞こえてきて幻想的な雰囲気に包まれます。
生家の内部は、ショパンが暮らしていた当時の様子が忠実に再現されており、ショパンが初めて書いた楽譜、ショパンが生まれた部屋、出生証明書など、貴重な品々が展示されています。
また、入口にあるチケット売り場にはショップが併設されており、ショパンのCDや楽譜、Tシャツ、パーカーなど様々な品を販売しています。


ワジェンキ公園
首都ワルシャワにある公園。
ここの見どころはなんといっても巨大なショパン像!
写真では伝わりにくいかもしれませんが、生で見ると圧巻です!

座るとショパンの曲が流れる面白いベンチもあります♪

ショパン博物館
同じくワルシャワにある博物館。

3階建ての建物で、ショパンに関するコレクションが約7,000点も展示されています。
ショパンが実際に弾いていたピアノ、直筆の楽譜などの貴重な展示品以外にも、ショパンの音楽を自由に聴けるエリアや、タッチパネルを使用した近未来的なエリアもあるので、ショパン好きはもちろんファンではない方でも十分にお楽しみいただけます。


聖十字架教会
ワルシャワ中心部にあるゴシック様式の教会で、教会内の柱にショパンの心臓が埋め込まれています。


一番手前の柱にショパンの心臓が埋め込まれています。
ポーランドには、ショパンにまつわるスポットがこれだけあります!さらにワルシャワではショパンピアノコンサートが毎日開催されており、音楽大学の教授や、ピアニストたちが日替わりで演奏してくれます。
ポーランドに来れば、ショパン好きの方はより深くショパンを知ることができますし、そうではない方も実際に観光すれば興味をお持ちいただけると思います!
豊富な世界遺産
ポーランドには17もの世界遺産がありますが、今回はその中でも特に有名な世界遺産を2つご紹介します!
ヴィエリチカ岩塩坑
約1000年の歴史を持つ岩塩採掘場。
現在もなお塩は採取され続けており、廃坑になっていない岩塩坑としては世界最古です。
坑内は第1~第9レベルまであり、観光可能なのは第3レベルまで。
1時間程歩くと坑内最大の見どころ、聖キンガ礼拝堂が現れます。


正面に大きなシャンデリアが見えていますが、なんとこれも塩でできているんです!
間近で見ましたが、塩でできているとは信じがたいほど美しかったです。
他にもレオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」のレプリカや、豪華な祭壇なども全て塩でできています。


観光が終わり、地上階に上がるとショップがあります。
ここでおすすめしたいのが、坑内の岩塩を使用したバスソルト!約8種類フレーバーがあるので、お土産に最適です!私も自宅で実際に使ってみましたが、香りも強すぎず丁度良く、とてもリラックスできました。お値段も一袋あたり4ズロチ(約160円)なのでお手頃です♪
アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所
ナチスドイツ時代に強制労働を強いられ数多くのユダヤ人犠牲者を出した収容所。
言わずと知れた負の世界遺産です。まずはアウシュビッツ第1収容所の見学から。

今回日曜日ということもあり、少し列ができていました。

約20分並んでその後手荷物検査を通過して館内へ。イヤホンガイドを受け取り、そのまま収容所へ向かいます。
こちらが収容所への入口です。

上に書かれている「ARBIT MACHT FREI」は、「働けば自由になる」という意味です。
収容所内はフラッシュなしであれば撮影可能ですが、撮影禁止の箇所が数箇所ありますので、ガイドさんの指示に従ってください。
当時の建物や有名なガス室などが保存されており、建物内部には当時の写真や遺品などが数多く展示されています。
第1収容所観光後、バスで5分程走りビルケナウ第二収容所へ。こちらに有名な線路の風景があります。

皆さんもガイドブックなどで、一度ご覧になったことがあるのではないでしょうか?