ジェームズ・ガーナー 写真:Getty Images

 トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)が、エバートン(同1部)に所属するU-21イングランド代表MFジェームズ・ガーナー(22)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『Caughtoffside』が伝えた。

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)下部組織出身のガーナーは、2019年にトップチーム昇格を果たすと、ワトフォードとノッティンガム・フォレストへのレンタル移籍を経験。2022年夏にエバートンへ完全移籍を果たすと、高いキック精度を武器に今季は中盤の複数ポジションを主戦場にここまで公式戦31試合に出場して2ゴール1アシストを記録している。

 そんなガーナーに対して、守備面で安定をもたらし、プレス能力に長けたセントラルMFの獲得を希望しているトッテナムが獲得に興味を持っている模様。当初はチェルシー(イングランド1部)のイングランド代表MFコナー・ギャラガーとの契約を望んでいたが、その代替案としてリストアップしているという。

 ただ、イングランド人MFにはニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)も視線を注いでいるとのこと。ニューカッスルは中盤の選手層を厚くしたいと考えており、イタリア代表MFサンドロ・トナーリとブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスの3人で強固な中盤を形成したいと考えているようだ。

その一方で、勝ち点剥奪などもあり今季のプレミアリーグで17位に位置しているエバートンは、ガーナーを長期的に慰留させたいと考えているとのこと。ただ、降格権のルートン・タウンとは勝ち点で並んでおり、チャンピオンシップ降格となった場合は主力選手の慰留は難しいとみられている。