オーレ・グンナー・スールシャール 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、元マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)指揮官のオーレ・グンナー・スールシャール氏の招へいに興味を持っているようだ。

 ブンデスリーガ12連覇を目指しているものの、首位のバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)とは8ポイント差の2位に位置しているバイエルン。11日に行われたブンデスリーガ第21節ではレバークーゼンとの首位攻防戦で完敗を喫すると、その後もUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではラツィオ(イタリア1部)に先勝を許し、続くボーフム(ドイツ1部)戦でも日本代表FW浅野拓磨に得点を献上するなど、9年ぶりの公式戦3連敗となっている。

 トーマス・トゥヘル監督への批判が強まるなかで、ドイツ人記者のフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、バイエルンは少なくとも今季限りまでは解任しない予定だという。そのなかで、バイエルンは暫定的な解決策としてスールシャール氏をモニタリングしているようだ。

 ただ、現時点でスールシャール氏とバイエルンの間では具体的なことは何もないようだ。現在フリーとなっているノルウェー人指揮官は新たなプロジェクトを引き継ぐ準備ができているとのことだ。

 現役時代にユナイテッドなどでプレーしたスールシャール氏は、2018年12月にジョゼ・モウリーニョ氏の後任としてユナイテッドの暫定監督に就任すると、チームの立て直しに成功すると、その後は正式監督に就任。だが、成績不振により21年11月にユナイテッドの監督を解任されていた。