東海旅客鉄道株式会社（以下、JR東海）とジェイアール東海物流株式会社は、東京駅～新大阪駅間において｢こだま号｣にある業務用室を活用して荷物を運ぶ、法人向けの即日荷物輸送サービスを提供することを発表しました。

今回の取組みは2020年10月より実証実験を重ね、サービスの提供開始は2024年4月以降になるとのこと。

「こだま」での荷物配送


提供：JR東海

東京駅～名古屋駅間、東京駅～新大阪駅間において、｢こだま号｣の11号車にある業務用室を活用して、荷物を運ぶサービスです。

荷物の内容は、医療関係品、精密機器部品、生鮮食品などを想定。1回の輸送あたり、段ボール約40箱まで載せることができます。1日最大でのサービス対象の新幹線の数は、東京駅～名古屋駅間で26本、東京駅～新大阪駅間で22本だそうです。

組み合わせで、距離も拡大


提供：JR東海

新幹線を利用した荷物の輸送サービスは全国で展開されています。今回のサービスの追加で、全10路線での荷物配送サービスを行えることになったとのこと。


提供：JR東海

同社によると、今後は、広範囲に荷物を即日配送できるようにJR各社との協業を進めるそうです。具体的には、東京駅～名古屋駅間､東京駅～新大阪駅間だけでなく、複数の新幹線を利用した荷物輸送サービスを提供する予定です。

＜参照＞

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