■様々な症状のフリークスが
当時のサーカスでは習慣的にフリークスを見世物として扱っていて、元々サーカス団員だったブラウニング監督は、彼らをありのままに描くことで観客の好奇心に応えた。
・背中が結合したシャム双生児の姉妹は、どうやって恋愛するのか? ・両腕が欠損した「アームレス・ガール」は、どうやって食事するのか? ・下半身のない「ハーフ・ボーイ」や四肢の全てがない「ザ・リビング・トルソー」(トルソー=胴体だけのマネキンや彫刻)は、どうやって移動するのか?
…ほか、小人症、小頭症、ゼッケル症候群、ヒゲ女など、様々な症状のフリークスが、それぞれの持ち味を劇中で惜しみなく披露しているのだ。ちなみに、上記「」内は、エンドロールに記載されている彼らの芸名だ。