思い込み強すぎて草
ガソリンが上がりすぎてトリガー条項発動しろという人もいます。ガソリン税無くすと国は2兆円の減収です。つまり消費税1%に相当。
ガソリン税なくしてガソリン安くするとみんな出かけるから景気が良くなるというお馬鹿なことをいう人もいますが、ガソリン安くなったからといって永遠に出かけまくるのか。であれば2年前の140円の時は出かけまくって経済回したのかねといいたい。www
ガソリン税無くせば国はほかで補填しないといけない。医療費削ってくれるなら賛同するがそんなことしたら政権が飛ぶので自民党がするわけもなく、ガソリン税と同じく景気に関係なく恒久的に取れる財源として消費税を上げてくるでしょう。ガソリン税収2兆円は消費税1%分に相当しますね。
ここで皆さんが忘れちゃいけないのは 補助金はもともと我々の血税
ってことです。もっというと、地方の財政の多くは(自治体によっては過半数)が地方交付金という名の補助金で、こけはほとんどが都民の血税です。田舎はクルマがないとやっていけないからガソリン代を税金で安くしてくれというのは、田舎のガソリン代を都民が負担してくれというのに等しいわけです。だったら都会の家賃が上がったら田舎の人が負担してくれるのか。
交通の便が悪いところに住むのも、燃費が悪いクルマに乗るのも個人の自由です。しかしその負担を他人にしてくれというのはどうなのか。だったら自分の趣味がサーフィンだったりスノーボードだったりするので、税金でその費用を負担してくれというのとまるで同じです。
補助金は我々の税金。クレクレというのであれば税金が上がる前提。どこかを削らないといまや医療費と年金で税収を上回っているのだから、削るのが嫌なら税金は上がる。それを認識した上でトリガー条項発動しろとか言って欲しい。払うのはイヤ、貰うのはもっとくれとか偏差値35以下ですかと思ってしまう。
TwitterならぬXでもやりとりさせて頂いている経済学者の島澤教授の本です。次世代のためにはっきりと年金や医療を削るべきと言ってる経済学者はそほどいないと思います。新刊ですけどすぐ買って読みました。
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2023年8月21の記事より転載させていただきました。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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