スペイン2部ブルゴスCF所属の元U19スペイン代表FWクーロ・サンチェスに、Jリーグ移籍の可能性が浮上。スペインメディア『エスタディオ・デポルティーボ』が今月19日、複数クラブからの関心を報じている。
現在28歳のサンチェスは、身長176㎝で左利きのアタッカーであり、ラ・リーガ(スペイン1部)セビージャの下部組織出身。CDヌマンシア、SDポンフェラディーナ、アルメリアとスペイン国内の複数クラブを渡り歩き、2022年夏にアルメリアからブルゴスCFへ移籍。加入1年目から右ウイングを主戦場にスペイン2部リーグ31試合スタメン出場で9ゴール2アシストと結果を残すと、今季はここまで25試合スタメン出場で10ゴール4アシスト。右ウイングのみならず、インサイドハーフやトップ下でも起用されている。
チーム内得点ランキングトップと必要不可欠な存在であるサンチェスだが、『エスタディオ・デポルティーボ』によると、今年6月にブルゴスCFを契約満了により退団する見込みであるとのこと。
同選手には元日本代表MF香川真司(現セレッソ大阪)の古巣であるレアル・サラゴサが関心を寄せているほか、ポーランド、サウジアラビア、日本、韓国、ポルトガル、ギリシャ、トルコ、アゼルバイジャン、メキシコ、米国のクラブも興味を示しているという。
ブルゴスCFは今季ここまで27試合を終えて11勝6分10敗。首位レガネスから勝ち点11差の11位と、ラ・リーガ昇格は厳しい状況だ。また2022年4月には、当時ヴィッセル神戸に所属していた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタと日本の投資グループが、ブルゴスCFを共同買収する可能性が報じられた。