レアル・マドリード(スペイン1部)が、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)と個人合意に至ったようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。
今季もここまでリーグ・アン20試合に出場して21ゴールを記録しているものの、PSGと今季限りで契約満了を迎えるムバッペ。そのムバッペは現地時間13日にナーセル・アル=ヘライフィー会長に今季限りでフリーでクラブを退団する旨を伝えたとされている。
ムバッペはPSGからこれ以上の契約延長オファーを受け取ることを望んでいないという。そのなかで、ムバッペは肖像権に関する部分でいくつかの相違があるものの、2029年夏までの5年契約で個人合意に至ったようだ。
マドリードは年俸面でヒエラルキーを破壊しないことにプライオリティを置いており、フランス代表FWはクラブトップの年俸を受け取るものの、1500万ユーロ〜2000万ユーロ(約24億2000万円〜約32億3000万円)になる模様。これは現在クラブ最高給の元ドイツ代表MFトニ・クロースやクロアチア代表MFルカ・モドリッチと近い数字のようだ。
また、マドリードは契約金として2022年に提示した1億3000万ユーロ(約210億1000万円)よりも低い金額になっている。PSGから今季受け取った年俸の半分以下の金額ではあるものの、ムバッペはお金よりもスポーツ面を今回は優先したようだ。