サンフレッチェ広島 写真:Getty Images

 サンフレッチェ広島は2024シーズンから「エディオンピースウィング広島」でホームゲームを開催。今月23日の明治安田J1リーグ開幕節では新スタジアムに浦和レッズを迎え撃つが、チケット転売が後を絶たない状況に、ファン・サポーターから怒りの声が湧き起こっている。

 広島対浦和のチケットは今月6日に一旦完売したものの、広島は19日正午から一部ホームエリアのチケット追加販売を実施。メインスタンド2層、バックスタンド2層の合計1200席を対象としていたが、販売開始前からアクセスが殺到。販売開始から数分後に完売したという。

 チケットを確保できなかったファン・サポーターが落胆の色を隠せない中、チケット仲介アプリ『チケジャム』では、複数のチケットが1枚25000円と定価を超える価格で販売されている。

 同サイトの販売画面は、スクリーンショット画像によりX(旧ツイッター)で拡散。ファン・サポーターからは「転売行為許さない」「転売屋から絶対に買わないようにしないと!」「見つけたら報告しないとね」「転売屋を成敗しないと」といった声が挙がっている。

 Jリーグ公式戦におけるチケット高額転売問題では、昨年4月に横浜F・マリノスが転売者に対して刑事処分を求めた結果、2名に対して30万円の罰金刑が科せられている。