第28回ちばぎんカップが今月18日、柏レイソルのホームスタジアムである三協フロンテア柏スタジアムで開催。ジェフユナイテッド市原・千葉がFW小森飛絢とFWドゥドゥのゴールにより2-1で勝利した中、MF山田雄士(柏)に対するMF田口泰士(千葉)のスライディングタックルや、田口に対する先立圭吾主審の判定を巡り議論が白熱している。
千葉県内にホームスタジアムを構える両クラブによる伝統の一戦は、球際での激しい攻防が繰り広げられる中、千葉が1点リードで迎えた71分、センターサークルで山田のトラップが大きくなったところに田口が右足を伸ばしてボール奪取を試みる。山田がワンタッチした直後に右足を踏みつける格好に。山田が一回転して倒れると、両選手のコンタクトプレーを目の前で見ていた先立主審はホイッスルを吹くと、田口に対してイエローカードを提示した。
このシーンは5秒ほどの動画によりX(旧ツイッター)で拡散。「危険なプレー」「怪我無ければ良いけど…」といった声が挙がっているほか、イエローカードという判定に「これは一発退場なのでは?」「田口の足裏スライディングタックルはレッドだろ」と異論が噴出。「先立さん、J1で笛吹かないでほしい」「先立主審は要注意」と同主審に対する厳しい声も挙がる一方で、「退場なら開幕戦出られなくなるから、気を付けないと…」などとラフプレーへのコメントも見られる。
ちばぎんカップではVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が採用されていないため、イエローカードから判定が変わることはなかった。しかし明治安田J1リーグなど公式戦の場合では、VAR介入により判定が変更となる可能性も考えられる。