博報堂DY HDの2024年3月期3Qの連結業績は、営業利益が前年同期比56.7%減の156億2900万円、経常利益が同57.3%減の169億9600万円、最終損益が53億600万円の赤字(前年同期は201億4500万円の黒字)でした。
売上高を種目別に見ると、インターネットメディア及びテレビが前年同期を上回り、メディア合計で前年同期から増収となりました。販管費において、中期的な成長を見据えた戦略費の投下を継続したことに加え、活動費の戻りによる増加があったため、営業利益は減少、経常利益は減少となりました。国内事業において、メディア取引が増収となったほか、イベント・SP等の需要回復により、マーケティング/プロモーションも前年比で大きく伸長するなどトップラインが好転しました。
海外事業においても、営業利益が前年を上回るなど底打ちの兆しが見られた結果、営業利益は142億8200万円(8.3%減少)、経常利益は134億3400万円(14.9%減少)となり、いずれも前期比で減益ではあるものの上半期業績から大幅な回復となりましたた。
2024年3月期の連結業績は、営業利益が前期比36.8%減の350億円、経常利益が同40.4%減の360億円を計画。
提供元・RTB SQUARE
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