国内外のクラウドファンディングサイトには、便利でユニークなプロジェクトが盛りだくさんだ。なかには、世界各国の新しいガジェットが支援の返礼品として届くプロジェクトもある。

そこで今回は、今週クラウドファンディングサイトでプロジェクトを開始したガジェットのうち、家庭で役立つアイテムを紹介していく。「ありそうでなかった製品」「いつも感じていた悩みを解決してくれる製品」が見つかるかもしれない。

いびき・歯ぎしり…騒音をカットする“デジタル耳栓”

QuietOn公式サイトより引用

就寝時にパートナーのいびきや電車・自動車の音、隣人の生活音などが気になり、なかなか眠れないと悩む人もいるだろう。

そんな人におすすめしたいのが、現在クラウドファンディングサイトのCAMPFIREでプロジェクトを実施している睡眠用デジタル耳栓「QuietOn 3.1」。執筆時点(2024年2月14日)で、すでに目標金額を達成している注目のアイテムだ。

ANC機能で“低周波の騒音”をカット

QuietOn 3.1は、2015年に設立されたフィンランドのテック企業QuietOnが製造する“睡眠特化型のイヤホン”の新モデルだ。装着するだけで、搭載された高性能アクティブノイズキャンセル(ANC)機能が作動し、一般的な耳栓と比較して優れた騒音低減力を発揮する。

QuietOn公式サイトより引用

ANC機能は、イヤホン内蔵の極小マイクが騒音を認識し、この騒音に対して“反対の音波”を当て、音波同士が音を打ち消し合う…というテクノロジーだ。

とくに、いびきや歯ぎしり、交通騒音、隣人の生活音などの“低周波の騒音”をしっかりとカットするため、騒音による睡眠不足に悩む人の強い味方となるだろう。

Apple Airpods Proよりも約3倍小さい

QuietOn公式サイトより引用

QuietOn 3.1は改良素材を採用し、前QuietOnモデルと比べて装着感が向上。本体サイズはわずか6.4mm×11mmとコンパクトで、公式サイトによるとApple Airpods Proよりも約3倍小さいという。

なおイヤホン本体にはバッテリーを搭載しており、一度の充電で28時間の連続使用が可能。睡眠時はもちろん、電車やバスでの移動時でも快適な静寂が手に入るだろう。

参考元:
CAMPFIRE プロジェクトページ
QuietOn公式サイト

目に配慮しながら読書をサポートするブックライト

Makuakeより引用

寝る直前、機内や車内、キャンプ時に、本を読みたいけれど隣で寝ている人に気をつかってランプを付けられず、仕方なく暗い場所で本を読む…といった経験はないだろうか。

暗くて字が見えにくいシーンで、目の負担を減らしながら読書を楽しみたいときに活躍するのがスマートブックライト「AwesomePré」。

2017年に設立された、KAIST(韓国科学院)発・LED技術開発スタートアップMEMSLUXの製品で、現在Makuakeにて先行販売中だ。

柔らかく均一な光で本を照らす

Makuakeより引用

MEMSLUXはライトを消すと完全に透明になり、点灯すると均一に光る“特許技術”を搭載した製品。光を直接放出するのではなく、柔らかく均一な光を生成するという、目に優しい設計だ。

広範囲を照らすスタンドライトとは違って本の上に影ができないため、体を動かしながら読む必要はない。またフレームが、外に光が過度に漏れないよう防いでくれるおかげで、周りを気にせずに自分の時間を楽しめる。

明るさ・色温度を調整できる

Makuakeより引用

ダイヤルを回して明るさと色温度に調整することも可能。色の温度の範囲は2,700K~5,000Kで、温かい色味から涼しい色味まで選べる。暗闇でもほどよい明るさで読書に没頭できるだろう。

Makuakeより引用

約120gと軽く、コンパクトなサイズなためポケットに入れて持ち運べる。移動中の飛行機や新幹線のなかでも、旅行先でも周りに迷惑をかける心配なく読書に集中できるだろう。いつどこでも読書時間を楽しみたい人は要チェックだ。

参考元:Makuake プロジェクトページ