ブライトン FWエバン・ファーガソン 写真:Getty Images

 チェルシー(イングランド1部)が、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(同1部)に所属するアイルランド代表FWエバン・ファーガソン(19)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。

 今夏にストライカーを画策しているチェルシーは、ナポリに所属するビクター・オシムヘンをリストアップしていたという。だが、同選手は今季限りでフランス代表FWキリアン・ムバッペが退団する見込みとなったパリ・サンジェルマン(PSG /フランス1部)が後釜候補の本命に設定しているという。

 昨年12月にナポリと契約延長したナイジェリアFWには1億1300万ユーロのリリース条項が設定されており、今夏に移籍するとの見方が強まっている。PSGはチェルシーよりも優れた優れたオファーを出せる資金力があるため、そのほかのオプションを模索しているという。

 その候補が日本代表MF三笘薫の同僚であるファーガソンだという。2021年1月にブライトンに加入した同選手は、恵まれたフィジカルや空中戦の強さだけでなく、卓越したボールコントール、高いシュート精度を武器にここまでプレミアリーグ22試合で6ゴールを記録している。

 ブレントフォード(イングランド1部)に所属するイングランド代表FWイバン・トニーもリストアップするなど、チェルシーは今夏にトップストライカーだけでなくセンターバックと左サイドバックを補強したいと考えているとのこと。ただ、そのプランを実現するためには、帳尻を合わせるために何選手かの売却も必要になるようだ。