パリ・サンジェルマン(PSG /フランス1部)が、アスレティック・ビルバオ(スペイン1部)に所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。
今季の公式戦30試合に出場して31ゴールを記録しているエースのフランス代表FWキリアン・ムバッペが今季限りで契約満了を迎えるPSG。だが、同選手はフリーでの退団を決断したと移籍市場に精通ファブリツィオ・ロマーノ氏など複数の有力ジャーナリストが一斉に報じていた。
そのため、その穴を埋めるために動いているPSGは、昨年12月にビルバオと2027年夏まで契約延長したニコに関心を示している模様。チェルシー(イングランド1部)やアーセナル(同1部)からの関心も浮上しているスペイン代表FWは昨夏にアストン・ビラ(同1部)が高額なオファーを提示するなどしたことから、ビルバオは高額なオファーが舞い込めば慰留が難しいことを理解しているという。
ガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムズを兄に持つそのニコは、アスレティック下部組織出身で2021年4月にトップチームデビュー。兄同様に抜群のスピードを生かしたドリブル突破に今季はここまでラ・リーガ20試合に出場して3ゴール7アシストを記録しており、スペイン代表にも定着している。
なお、PSGはそのほかにもナポリ(イタリア1部)のナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンやミラン(同1部)のポルトガル代表FWラファエル・レオン、バルセロナ(スペイン1部)のオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング、スペイン代表MFガビなども獲得候補に挙げているようだ。