町田産原材料からできた「町田クラフトビール」が町田市を盛り上げる!?
2月1日(木)、東京都町田市周辺で飲食店を運営する10社が共同出資し、新企業・武相ブリュワリー社を立ち上げた。
東京都町田市を盛り上げる武相ブリュワリー社が誕生
武相ブリュワリー社は、町田市の魅力を高めるために生まれた新企業。
同社は、近年、飲食業界に大きな打撃を与えた“コロナ禍”がきっかけで誕生した。
どの飲食店もピンチに陥る中、「街の中でパイを奪い合うのではなく、街を良くして共に盛り上げていきたい」と飲食店を運営する企業同士が結託して考えたことから、共同企業の設立に至ったのだ。
コロナ禍中に「武相飲食経営審議会」という団体も立ち上げるなど、その結束は固い。
発起人には、「リカーポート蔵家」を運営する蔵家社、「闘牛門 町田本店」を運営するWith社、「リックスカフェアメリカン」を運営するDEN社、「STRIストリ 町田」を運営するキープ・ウィルダイニング社を含む10企業の代表者が名を連ねる。
町田クラフトビールの開発に着手
武相ブリュワリー社では、町田産ホップや大麦などの原材料を使用したビール造りを計画。地元生産者と共に町田を盛り上げることを目指す。
今年8月には、いち早く町田クラフトビールを楽しめるフラッグシップショップを町田駅前にオープン予定だ。
ビール醸造所設立を含むさまざまな取り組みを企画
さらに、同社では今後、町田クラフトビールの地域認知度を高めるためのさまざまな取り組みを行う。
具体的には、町田クラフトビールを置いている店に目印として貼ってもらう「地元町田で飲もうシール」や、オリジナルの「町田乾杯の音頭」の作成を検討している。
さらに、新たに町田市名産品をつくり、町田市ふるさと納税の返礼品として登録することも視野に入れているそう。加えて、ビール醸造所の設立も計画。より多くの飲食店を巻き込み、地域コミュニティの結束を強化する。
この他、同社では総務省による「ローカル10,000プロジェクト」も活用し、食文化の広がりによる地域の活性化を目指す。酒好きはこの機に、ますます魅力を増す町田へと足を運んでみてほしい。
(IKKI)