元日本代表GK川島永嗣は、今年1月にジュビロ磐田へ加入。川口能活コーチのもとでトレーニングに励んでいる川島のストイックな一面を、日本代表でチームメイトだった内田篤人氏が明かしている。
川島は大宮アルディージャ、名古屋グランパス、川崎フロンターレに在籍。2010年のベルギー移籍以降は5クラブを渡り歩き、欧州で10年以上プレー。出場機会に恵まれない中でも複数の言語を喋るなど、コミュニケーション能力が高く評価されていた。また2018年8月から5シーズンにわたり在籍していたストラスブールでは、2020/21シーズンに第3GKという立場からスタメンでの出場機会を掴んだことで話題を呼んでいた。
そんな川島は昨年6月のストラスブール退団以降、およそ半年間にわたり無所属状態に。本人は6月、インターネット動画配信サービス『DAZN』の『内田篤人のフットボール・タイム』で出演した際、欧州でのプレー続行に意欲を見せた上で「やっぱり高いレベルで常にプレーしたいし、そういう気持ちは常にあるかな。(左肩を手術したけど)、まだ長くやれるからいいかな」と語っていたが、年明けにJリーグ復帰が決まっている。
『DAZN』で今月15日配信開始の『内田篤人のフットボール・タイム』では、川島の磐田復帰が話題に。その中で、MCの野村明弘アナウンサーは「川島選手は高校生の頃から、揚げ物、冷凍食品、炭酸飲料といったものを口にしなかった。食事に関してもストイック」と元日本代表選手のプロ意識を紹介すると、「チームメイトが炭酸飲料を飲んでいたら『ちょっと待って。炭酸なんか飲むんじゃない』と(言う)」と、チームメイトに対する要求にも言及。
かつて川島とともにFIFAワールドカップなど大舞台で戦っていた内田氏は、「永嗣さんは合宿や遠征の時とか、一人部屋だけど、練習後に永嗣さんの部屋に行くと、床にマットを敷いて筋トレをやっている。俺はその隣でモンハン(モンスターハンター)やったり、風呂入ったりしていた」と、現役時代の思い出を振り返った。