守田英正 写真:Getty Images

 日本代表MF守田英正(スポルティングCP)は、2月3日に行われたAFCアジアカップ準々決勝イラン戦後の森保一監督に対する訴えで話題に。ネット上で賛否両論が湧き起こる中、本人が発言の意図を明かしている。

 守田はイラン戦後のインタビューで戦術面におけるチーム全体の約束事を定めるよう、森保監督に訴えるようなコメントを残した模様。指揮官が2022年6月にMF三笘薫(ブライトン)の個人能力に依然していると解釈可能なコメントを残していたこともあり、ネット上では「森保監督は個人戦術に依存しすぎ」などと、戦術面で改善を求める声や森保監督解任論が噴出している。

 一方で一部の識者からは「守田の発言はチーム内で解決すべきことだった」「公にすることではない」といった否定的な意見も。本人は16日夜にX(旧ツイッター)にて「半ば諦めてる人もいるように見えるしそう感じる時がある」とイラン戦の雰囲気を明かした上で、「僕は違う、言い辛いことも発言するしその責任も同じように持ってる。だから全くあの発言に後悔はない」と覚悟を示す。

 そして「今よりもっと成長したい、良くしたいと思うだけ。本当全部勝ちたいです。とにかく、、日本サッカーはここからでしょう」と綴ると、ファン・サポーターから感謝や励ましのメッセージが多く寄せられている。

 なお守田の発言について、日本代表OBの城彰二氏は今月8日にYouTubeチャンネルを更新した際に「守田はよく言ったと思う。選手としては、これ本当は言ってはいけないこと。自分たちのチームを崩壊させてしまう言葉じゃない。だけどそれだけフラストレーションがあったり、そのくらい自分たちも考えて選手はやるけど、でもどうにもいかなかったと思う」と擁護している。