ニコロ・バレッラ  写真:Getty Images

 インテル(イタリア1部)が、所属するイタリア代表MFニコロ・バレッラ(27)との契約延長に迫っているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

 豊富な運動量に足元の技術、高水準なパスセンスも兼ね備える万能型MFのバレッラは2019年にインテルへ加入すると、初年度から主力としてスクデット獲得に寄与。昨季もクラブのUEFAチャンピオンズリーグ準優勝に貢献すると、今季もここまで公式戦31試合で2ゴール5アシストを記録している。

 そんなバレッラだが、昨夏の移籍市場ではマンチェスター・シティ(イングランド1部)からのオファーを拒否していたという。プレミアリーグ王者への移籍に興味を示さなかったことから交渉は発展しなかった同選手だが、インテルとの新契約締結で合意に至ったという。

 現在600万ユーロ(約9億7000万円)の年俸を受け取っているイタリア代表MFは年俸700万ユーロ(約11億3000万円)に昇給する見込みでアドオンなども含まれているという。新契約は2029年夏までとなるようだ。

 なお、インテルはバレッラと同じく主力を担うアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスとの契約延長にも動いているとされている。今季のセリエAで21試合に出場して19ゴールを記録している同選手にはパリ・サンジェルマン(PSG /フランス1部)やマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)などからの関心も浮上しているが、契約延長にも近いと伝えられている。