天ぷら蕎麦が3500円

 日本各地では外国人が多く押し寄せる観光地の高額な「インバウンド価格」が目立っている。たとえば、海外から多くのスキー客が訪れる北海道のニセコ町・倶知安町一帯の「ニセコ」では、天ぷら蕎麦が3500円、刺身定食が4200円で売られていることがニュースにも取り上げられている。

「3500円は米ドルに換算すると23ドルほどなので、アメリカ人からすると1000円くらいの感覚では。それでも日本人からすれば『蕎麦1杯1000円』は高い。そもそも日本の外食業界はファストフードをはじめ各種チェーンが過当競争を繰り広げている影響もあり、海外に比べて非常に安い。最近では値上がりが進行しているとはいえ、400円出せば牛丼が食べられ、マクドナルドではチーズバーガーが200円ほどで買える。外食に関していえば、日本の消費者は海外と比較して異常なほど低価格に慣れてしまっている」(金融業界関係者)

(文=Business Journal編集部)

提供元・Business Journal

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