アンドレアス・クリステンセン 写真:Getty Images

 リバプール(イングランド1部)が、バルセロナ(スペイン1部)に所属するデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン(27)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えた。

 チェルシーでプロキャリアをスタートさせたクリステンセンは、2022年夏にフリートランスファーでバルセロナへ加入すると、ビルドアップ能力などを武器に昨季はクラブのラ・リーガ制覇に貢献。今季はここまでラ・リーガ18試合に出場している。

 直近2試合はピボーテとして起用されているクリステンセンだが、今季は出場時間が不規則となっており、バルセロナが財政難を抱えていることから売却候補になりうるという。そのなかで、プレミアリーグでの経験を評価しているリバプールがデンマーク代表DFに興味を持っており、移籍金最大5000万ユーロ(約80億8000万円)を支払う可能性があるようだ。

 なお、リバプールでは今季限りで元カメルーン代表DFジョエル・マティプが契約満了に。今季もここまで公式戦14試合に出場している同選手だが、昨年12月上旬に行われたフラム戦で前十字じん帯断裂の大ケガで今季中の復帰は難しいとみられている。

 そのため、今季のプレミアリーグで首位に立っているリバプールは守備の強化に動いているとされており、フラム(イングランド1部1部)に所属するイングランド人DFトシン・アダラビオヨへの関心が浮上。ただ、同選手にはミラン(イタリア1部)なども関心を示しているとされている。