アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、バイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)に所属するエクアドル代表DFピエロ・インカピエ(21)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『アス』が伝えた。
今冬の移籍市場でバレンシア(スペイン1部)からブラジル人DFガブリエウ・パウリスタを獲得したアトレティコ。そのなかで、スペイン代表DFマリオ・エルモソやモンテネグロ代表DFステファン・サビッチが今夏契約満了を迎えることから守備陣の刷新を画策しているアトレティコは、チームコストを削減したいと考えており、タジェレス時代から長期間にわたってモニタリングしているインカピエをリストアップしているという。
その一方で、エクアドル代表DFはレバークーゼンと2027年夏まで契約を残しているものの、新たなクラブへ移籍することを歓迎しているという。加えて、選手サイドは複数クラブからの関心を把握しているという。
同選手にはプレミアリーグの複数クラブやナポリ(イタリア1部)も目を光らせているようだ。また、レバークーゼンは財政的にも問題なく、早急に資金を調達する必要もないことからインカピエに対して移籍金4000万ユーロ(約64億7000万円)を要求しているとのこと。
母国エクアドルのデル・バジェでプロキャリアをスタートさせたインカピエはタジェレスを経て2021年夏にレバークーゼンへ移籍。危機管理能力と空中戦の強さ、ビルドアップ能力に優れた左利きのセンターバックで、今季はここまでブンデスリーガ14試合に出場している。