ドウグラス 写真:Getty Images

 2023シーズン限りで柏レイソルを退団したドウグラスは、今月15日に現役引退を表明。サンフレッチェ広島、ヴィッセル神戸、清水エスパルスなどJリーグ6クラブを渡り歩いたブラジル人FWがSNSで自身の思いを綴っている。

 ドウグラスは 2010年7月にブラジルのトンベンセFCから徳島ヴォルティスへ移籍。徳島でおよそ4年半にわたりプレーすると、2014シーズン途中で京都サンガへ期限付き移籍。翌2015シーズンには広島の絶対的ストライカーとして活躍。J1リーグ33試合の出場で21ゴールと、J1優勝に貢献するとともに、Jリーグベストイレブンに選出された。

 広島を1年で退団した後はUAEやトルコでプレーも、2018年7月に清水エスパルスへ移籍し、およそ2年半ぶりにJリーグ復帰。加入1年目からJ1リーグで11ゴールを挙げると、翌2019シーズンには14ゴールをマーク。2020年から2年間にわたりヴィッセル神戸でプレーした後、2021年12月に柏へ加入したが、在籍2年間でリーグ戦17試合出場4ゴールという結果に終わっていた。

 2023シーズン終了後に柏から契約満了を告げられたドウグラスは、今月15日に自身のインスタグラムを更新。広島でJ1優勝を成し遂げた時の姿をアップするとともに、「まず何よりも、僕の人生を支えてくれた神様に感謝している。妻のジゼルや娘たちにも感謝しているよ。妻や娘たちは痛み、喜び、悲しみを感じている僕の側にいてくれたし、僕が前進する力を失ったときに助けてくれたからね。朝も昼も夜も膝をかがめて僕のために祈ってくれた母親、僕のキャリアを通じて、いつも僕のことを助けてくれて、苦労を分かち合ってくれた6人の兄弟にも感謝している」と綴っている。

 これにくわえて「僕が過ごしたすべてのクラブで、日々を共にしたすべてのチームメイトにも感謝しているよ。僕にプレーする機会を与えてくれた各クラブの監督、コーチ、幹部にも感謝している。そして最後にすべてのサッカーファンに感謝する」と、広島や清水、神戸、柏など自身が在籍していたクラブに対しても感謝の意を述べた。