鹿島アントラーズ、日本代表OBの内田篤人氏が、お笑い芸人の宮川大輔さん対して、横浜F・マリノス所属FW宮市亮の壮絶な過去を回顧。親交の深い同選手の活躍を祈った上でアドバイスを送っている。
宮市はプレミアリーグ(イングランド1部)アーセナルをはじめ欧州の複数クラブでプレーも、右足首の靱帯損傷や左膝前十字靭帯断裂などにより、複数回にわたり手術。2021年7月に横浜FMへ加入したが、翌年7月開催のEAFF E-1サッカー選手権決勝大会・韓国戦で相手選手と接触した際に負傷。右膝前十字靭帯断裂により、およそ10カ月間の戦線離脱を余儀なくされていた。
それでも昨年5月24日のYBCルヴァンカップ・北海道コンサドーレ札幌戦で復帰すると、2023シーズンはJ1リーグ18試合の出場で2ゴール。今月14日開催のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)バンコク・ユナイテッド戦でも途中出場するなど、今季は状態面で不安を抱えることなく開幕を迎えている。
インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月15日配信開始の『内田篤人のフットボール・タイム』第169回では、内田氏がサッカーに詳しくないという宮川さんに対して、Jリーグの魅力をPR。話題が宮市の過去に及ぶと、「彼が初めて日本代表に入ったぐらいの時に、紅白戦の1対1で尻もちをぺたんとつきましたよ。初めてです、尻もちをついたの。あいつは化け物です」と宮市のクオリティを高く評価している。
また内田氏は過去の同番組における宮市との対談企画を振り返りながら、「怪我無くとは思うんだけど、それ以上に活躍してほしい。サッカー選手として置きに行くなと」とコメント。宮川さんも怪我に屈しない宮市の強靭さに感動すると、内田氏は「活躍してほしいですね」と語った上で「(今季開幕前からコンディションが良いだけに)調子良い時に怪我するから、気を付けろよ。俺は何回も言うけど」と、語気を強めた。