「2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィス」は今月15日、明治安田J1リーグ・ガンバ大阪とセレッソ大阪のコラボグッズ発売を公式発表。「大阪・関西万博の機運醸成を図るため」と商品販売目的を説明しているが、ネット上では両クラブのサポーターをはじめサッカーファンから賛否両論が湧き起こっている。
同オフィスによると、大阪・関西万博公式キャラクターであるミャクミャクとロビー(C大阪マスコットキャラクター)、およびモフレム(G大阪マスコットキャラクター)のイラストを使用した限定グッズは、今月22日10時より発売するとのこと。同日16時からは、MBS(毎日放送)ちゃやまちプラザでコラボグッズのお披露目を開催する予定であり、C大阪OBの大久保義人氏とG大阪OBの加地亮氏、両クラブのマスコットが出演するという。
両クラブがJリーグ創設期から強烈なライバル関係にあるだけに、X(旧ツイッター)上ではコラボグッズ発売に対して様々な意見が。大阪・関西万博マスターライセンスオフィス公式Xアカウントのグッズ販売をアナウンスする投稿には「あくまでミャクミャクとのコラボで良かった」「混ぜるな危険回避」「ミャクミャクとのコラボなら良し!」と両クラブのマスコットがセットとなった商品が販売されないことに安堵する声が挙がっているほか、「モフレフとのコラボ可愛い」「このタイプのロビー好きだよ」と好意的なメッセージも寄せられている。
ただ一方で「何か忘れているけど…」「FC大阪やティアモ枚方は…?」などと、コラボグッズの対象をG大阪やC大阪の2クラブに限定したことに対する疑問の声も。「欲しくなるグッズを作ってください」「俺は買わないかな」と否定的なコメントも見られる。
なお万博オフィス公式サイトでは、「間近に迫るシーズン開幕に向けて、関西を熱く盛り上げるチームファン、サッカーファンをはじめ、より幅広い方に大阪・関西万博に関心を持っていただくことで、日本全国での機運醸成を図っていきます」と、コラボグッズ販売目的が説明されている。