ルカ・モドリッチ 写真:Getty Images

 レアル・マドリード(スペイン1部)に所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(38)が今季限りで退団する可能性が高まっているようだ。スペイン『レレボ』が伝えた。

 2012年夏にトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)からマドリードに加入以降、チームの心臓としてラ・リーガ制覇やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇などクラブの複数タイトル獲得に貢献し、個人としても2018年にはバロンドールを受賞したモドリッチ。今季はここまで公式戦27試合の出場で1ゴール4アシストを記録している。

 そんなモドリッチだが、イングランド代表MFジュード・ベリンガムの加入などで出場機会が減少しており、中盤では出場機会が2番目に少ない。この状況に満足していないモドリッチは、チームが良い状況にあるなかでそれを邪魔したくないと考えているという。

 その一方で、マドリードもクロアチア代表MFのサイクル終焉が近いと感じている模様。そして、クラブ功労者である同選手がファンにちゃんとした別れを告げるためにシーズン終了前に退団を公式発表することを検討している模様だ。

 なお、昨夏にサウジアラビアからのメガオファーを蹴ってマドリードと1年延長したモドリッチには依然として同国クラブからの関心が取り沙汰されている。現在38歳とキャリア最終盤に突入している同選手だが、どのような結末が待っているのだろうか。