中国BYDが大阪オートメッセ2024に初出展すると発表。ブースは“BYD BLACK”をテーマに掲げて、“黒”を基調としたハイエンドEVセダンのシールとコンパクトEVのドルフィンを展示。ブース全体やスタッフのユニフォームもシックな黒でトータルコーディネート

 中国のBYDグループの日本法人であるBYD Auto(ビーワイディー オート)ジャパンは2024年1月30日、2024年2月10日から12日にかけて大阪府のインテックス大阪で開催される大阪オートメッセ2024に初出展すると発表した。今回のショーでは、“BYD BLACK”をテーマに掲げ、“黒”を基調としたハイエンドEVセダンのシール(SEAL)とコンパクトEVのドルフィン(DOLPHIN)を披露。また、イベント・ブースやスタッフのユニフォームも黒で統一し、BYDのクールさを強調する。

BYDが大阪オートメッセ2024において“BYD BLACK”をテーマに電気自動車の「シール」と「ドルフィン」を出展すると予告
(画像=▲BYDが大阪オートメッセ2024に初出展すると発表。“BYD BLACK”をテーマに掲げて、“黒”を基調としたハイエンドEVセダンのシールとコンパクトEVのドルフィンを披露するとともに、イベント・ブースやスタッフのユニフォームも黒でトータルコーディネートしてBYDのクールさを強調する。上の写真は東京オートサロン2024出展時のシール。発売は2024年年央を予定、『CAR and DRIVER』より 引用)

 出展車の特徴を改めて紹介していこう。

 まず、日本発売車種第3弾として2024年年央に導入予定のEVセダン「シール」は、既存のドルフィンと同様、海からのインスピレーションを得てデザインしたスポーティかつエレガントな3BOXモデル。ブレードバッテリーを直接車体に設置し構造体としての役割をもたせることで安全性と安定性を向上させるCTB(Cell to Body)技術を採用するなど、BYDの最先端技術を結集する。航続距離は欧州WLTPモードで555kmを実現している。

BYDが大阪オートメッセ2024において“BYD BLACK”をテーマに電気自動車の「シール」と「ドルフィン」を出展すると予告
(画像=▲2023年9月に日本での販売をスタートしたコンパクトEVのドルフィンも展示。写真は東京オートサロン2024出展時のドルフィン ロングレンジ、『CAR and DRIVER』より 引用)

 一方、2023年9月に日本での販売をスタートした「ドルフィン」は、日本市場向けに機械式駐車場のサイズ制限をクリアできるよう、全高を1550mmに調整した新進のコンパクトEV。一充電あたりの航続距離がWLTCモードで400kmのドルフィンと、同モードで476kmのドルフィン ロングレンジという 2 グレードをラインアップする。あらゆる人に親しみやすいデザインや安心/安全を支える機能装備を採用したことも、ドルフィンのアピールポイントだ。

 なお、会期中のブースでは、メルマガに登録すると抽選でシールやドルフィンの精巧な1/18スケールモデルが当たるほか、お守りマスコットやステッカーなどのBYDオリジナルグッズをプレゼントする企画も行う予定である。

文・大貫直次郎/提供元・CAR and DRIVER

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