レアル・マドリード(スペイン1部)が、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)に所属するデンマーク代表FWラスムス・ホイルンド(21)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えた。
昨季限りでクラブ歴代2位のゴール数を誇る元フランス代表FWカリム・ベンゼマが退団したマドリードだが、その後釜を獲得せず。だが、ボルシアドルトムント(ドイツ1部)から加わったイングランド代表MFジュード・ベリンガムがここまでの公式戦29試合に出場して20ゴール8アシストを記録するなどベンゼマの穴を埋めて見せている。
しかしながら、マドリードは今夏にパリ・サンジェルマン(PSG /フランス1部)と契約満了を迎えるフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得に動いているとされている。だが、ムバッペ陣営は高額な年俸を要求していることから交渉は難航しているとされている。
そのなかで、マドリードはムバッペ獲得失敗に終わった場合の代替案としてホイルンドをリストアップしている模様。同選手はシーズン前半こそプレミアリーグで不発の状況が続いたが、現在は5試合連続ゴールと”ケチャップドバドバ状態”で好調をキープしており、スカウトを派遣したようだ。
2020年夏に母国のコペンハーゲンでプロキャリアをスタートさせたホイルンドは、シュトルム・グラーツ(オーストリア)を経て、2022年夏にアタランタ(イタリア1部)でのプレーを経て昨夏にユナイテッド入り。左足の強烈なシュートなどを武器にここまで公式戦29試合で11ゴールを記録している。