2023年限りで現役を引退した元日本代表MF遠藤保仁氏。現在はガンバ大阪でトップチームのコーチを務めている。そんな遠藤氏の長男で、同クラブのユースに所属する遠藤楓仁は大阪学院大学に進学するようだ。2月13日、遠藤(楓仁)の名前が掲載された新入部員リストを同大学の公式X(旧Twitter)がリポストし、明らかになった。
関西の名門大学へ進学が決まった同選手の父は日本代表としてワールドカップ3大会に出場し、J1で最多出場記録(672試合)を持つレジェンドだ。この発表を受け、SNSでは「遠藤親子が同じピッチでプレーは叶わなかったけどコーチor監督と選手という関係性は諦めない!楓仁くん大学でがんばれ」「いつかガンバで夢見たいなぁ」など、多くのコメントが寄せられている。
偉大な父の背中を追いかける長男、楓仁は、小学生の時からG大阪の下部組織の所属。その後、順調に上のカテゴリーへ昇格し、ユースでは保仁氏と同じ背番号7を背負い、主戦場はボランチだという。なお、ユースには元日本代表DFでクラブOBでもある加地亮氏の長男、莉比斗(2006年生まれ高校2年生)も所属しており、2世同士で共演を果たしている。
大阪学院大学は2022年度に第46回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントで準優勝。2023年度には全日本大学サッカー選手権大会(インターカレッジ)に出場し、同年は関西学生サッカーリーグ1部で4位の成績を残している。
G大阪で活躍した大卒選手には、2024年に同クラブからFC琉球に移籍したDF藤春廣輝(大阪体育大学)や現在もゴールマウスを守るGK東口順昭(新潟経営大学)がいる。また、関西学院大学からG大阪に加入し、1年目からレギュラーとしてプレーしたMF山本悠樹(川崎フロンターレ)もその1人だ。
遠藤氏の長男がJリーグでプレーする姿を見ることはできるのだろうか。今後の活躍に注目が集まる。