釣りたいならデイのエサ釣り

極寒期の実釣に関して、何もチャンスがないわけではない。カレイはたとえば、この時期の釣り物とも言える。数年前、そういえば1枚2枚釣れたな。

シーズンオフに釣り人がすべき3つの事は【釣具の断捨離・メンテ・補充】真冬のカレイ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

真冬の釣り場にたたずむというのも、趣深いものがある。今はスマホというアイテムもあるし。ブルートゥース・スピーカーと、スマホと、電子タバコ。今風の真冬の堤防。長い竿を出しながらラジオを聴いているおっちゃんたちの気持ちがわかるようになるかも。

個人的な考えとしては、それでも真冬のナイトゲームは避けるべきだと思う。あまりに寒いと本当に死ぬ。寒さでも死ぬ思いがするし、寒さで体力と精神力が削られると、足元がおろそかになって落水の危険もある。

だから、釣りをするならば、小春日夜のデイゲーム。穴釣りとか、キワのエサ釣りだ。

再始動は5月頃

では、待望の春のシーズンインはいつか?筆者の釣り場の大阪湾沿岸では、5月だ。私は個人的に、4月はまだライトゲームでも50%しか釣れないと思っている。確率は絶対に高くない。4月の海は、海水温がそんなに上がり切らない。そして、ベイトが少ない。ボラの仔のハクがわいてきたらそろそろという気がするが、意外にハクを食うフィッシュイーターも少ない。バチ抜けがひとつのスタートの目安だと思う。そこからメバリングだ。

春の再始動は5月。そこまでは「家の釣り」をしながら、イメージトレーニングに励む。

<井上海生/TSURINEWSライター>