国立感染症研究所が2月9日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2024年第5週(1月29日~2月4日)の患者報告数は11万1501人と11万人を超える結果になった。前週は9万4694人だった。なお、定点当たりの報告数は22.62(前週は19.20)だった。

インフルエンザ患者の報告数
(マップは国立感染症研究所のホームページから抜粋)(画像=『BCN+R』より 引用)
(マップは国立感染症研究所のホームページから抜粋)(画像=『BCN+R』より 引用)
34都道府県で前週よりも増加
都道府県別での定点当たり報告数は、福岡県(57.36)、沖縄県(41.00)、佐賀県(40.31)、宮崎県(39.14)、大分県(32.34)、奈良県(31.44)、熊本県(31.33)、京都府(31.00)、大阪府(29.64)、愛知県(27.53)、千葉県(26.74)、長崎県(26.69)、兵庫県(25.99)、神奈川県(25.16)、埼玉県(24.36)、宮城県(24.30)の順。34都道府県で前週の報告数よりも増加し、13都道府県で前週の報告数よりも減少した。

定点医療機関当たり患者報告数
(グラフは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)(画像=『BCN+R』より 引用)
(グラフは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)(画像=『BCN+R』より 引用)

都内流行マップ・保健所別
(マップは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)(画像=『BCN+R』より 引用)
(マップは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)(画像=『BCN+R』より 引用)
2月9日発行の「東京都インフルエンザ情報」によれば、1月29日~2月4日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数は8398人(前週は7672人)と8000人超え、定点当たり20.29(前週は18.53/定点)となった。定点当たりの患者報告数は、26保健所管内で注意報レベル10.0を上回り、2保健所管内が警報レベル30.00を上回った。
提供元・BCN+R
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