今月11日のプレミアリーグ第24節・トッテナム・ホットスパー対ブライトンで、日本代表MF三笘薫とピッチで対峙し決勝ゴールをアシストした韓国代表FWソン・フンミン。森保ジャパンやなでしこジャパン(日本女子代表)が北朝鮮代表との一戦を控える中、同選手のコメントに注目が集まっている。
日本対北朝鮮の試合会場を巡っては、日本女子代表(なでしこジャパン)がパリ五輪アジア最終予選のアウェイゲームを2月24日に平壌で戦うことが昨年12月30日に正式決定も、今月に入って開催地が白紙に。ここに来て中立開催の可能性が浮上している。
一方、森保ジャパンも3月26日開催のFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選で北朝鮮代表と対戦。1月30日に平壌での開催が正式決定している。
そんな中、韓国のTV局『YTN』は今月13日、2019年10月にカタールW杯アジア2次予選・北朝鮮戦を平壌で戦ったソン・フンミンの発言内容をクローズアップ。これによると、同選手は北朝鮮戦後に「選手たちが怪我をせずに戻って来ただけでも良かった。試合は荒れたし、北朝鮮の選手による悪口も多かった。あまり振り返りたくないし、記憶にとどめたくないね」と語っていたという。
このコメントを受けて『YTN』は平壌で北朝鮮と対戦する可能性のある日本代表へ警告。「アウェイチームに敗れることを容認しない北朝鮮独特の閉鎖的雰囲気にくわえて、最近の日朝関係を考慮すると、日本代表は北朝鮮で厳しい戦いを強いられるだろう」と綴っている。