組織の「明るさ」

 最後に、組織の明るさである。明るさとは、「体感快適性」ともいえる。具体的には、二つ観点から組織の明るさをチェックしよう。

エネルギーの高さ(自分とのエネルギーのバランス)

 その組織は自分にとって眩しいと感じるのか、それとも暗いと感じるのか。

波長の共振度(体の感じる快・不快)

 その組織は自分にとって暖かいのか冷たいのか、軽やかに感じるのか、重たいと感じるのか。

 上記の二つは例えば、会社のエントランスや面接官、さらにはネットに落ちている各種情報でも感じとることができる。感じとるコツとしては、可能な限り自分の意識を外側(人・場・空間・物など)に向け続け、そこにあるものを観察し続け、聴き続けること。そうすると、どのレベルの組織の明るさが自分にとって最もバランスが良いのかが分かる。

「素質」が開花する三つの企業選びの観点を身につけよう
(画像=『BCN+R』より 引用)

自己成長しやすい環境に身を置こう

 今回、これまで従来キャリア論として述べられていた、業界成長性やこれからの時代伸びそうな職種やスキルか、さらには待遇面などには一切触れていない。なぜなら、時代の流行りもあるし、すぐ陳腐化する可能性もあるし、さらには自分の判断軸を超え、世間が良いとされてる判断軸になる可能性が高いからだ。「反応本音での意思決定」になることが多いからである。企業ブランドは良いはずの企業に転職したものの、なぜか満足できないと感じる人は増えてきた。特に、Z世代の若手人材ほどその傾向は顕著だ。

 ぜひ自分らしい人生と、自分らしい活躍をするために、自己成長しやすい環境に身を置いていただけると嬉しい。(ITSUDATSU・黒澤伶)

「素質」が開花する三つの企業選びの観点を身につけよう
(画像=『BCN+R』より 引用)

提供元・BCN+R

【関連記事】
乗り換えたい新料金プラン、1位はNTTドコモの「ahamo」
【申請編】マイナンバーカードを作ろう! 自撮り向きスマホで顔写真を撮って申請
マスクの一時置きにピッタリ! 抗菌・おしゃれな「マスクケース」まとめ
改悪続くクレカの還元 キャッシュレス決済の本命は即時決済?
デキる人はこう使う! ビデオ会議で差がつく「Zoom」の超便利テクニック