インドを拠点に高性能e-Axleの研究開発を開始
そして今回、武蔵精密工業は二輪・三輪EV向けに、さらなる小型・軽量・静粛性を実現した高性能なe-Axleの開発およびラインナップ拡充を目指し、「MIDC(Musashi India Development Center)プロジェクト」としてインド・ベンガルールを拠点に研究開発を開始。
この研究開発は、住友商事とテックマヒンドラリミテッドの合弁会社であるSCTMエンジニアリングと協力し、e-Axleの機構・性能開発に精通した武蔵精密工業が、高度な開発スキルを有するインドのエンジニアリングサポートを得て推進するものだ。
インドを中心にタイ、インドネシア、ベトナムなどの東南アジア諸国、アフリカなどの成長市場で開発したe-Axleを量産・販売することを目指すという。
武蔵精密工業は、e-Axleの供給を通じ、インド市場をはじめ全世界での二輪・三輪のEV普及をリードするとともに、カーボンニュートラルの実現に貢献する方針だ。
(文・Haruka Isobe)