キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
車中泊やキャンプでは切ったり洗ったりなどの手間が減り食材のロスも少なくできる点からわが家では普段から冷凍食品を使っています。車載用冷蔵庫を所有している方は冷凍食品の利用も多いのではないでしょうか。
冷凍食品は国内ブランドのものもたくさん販売されています。
どれもけっこうおいしくて調理も簡単。
でもたまには目先を変えて、海外ブランドの冷凍食品を車中泊の食事に取り入れてみるのはどうでしょう。
食事のメニューが変わるだけで車中泊がもっと楽しくなるかもしれませんよ。
そこで今回は普段の冷凍食品とは少し違った、フランス発祥の冷凍食品専門店「Picard(ピカール)」の冷凍食品を使った、フランス料理とデザート合わせて5品と、高級食材を使ったおすすめ商品を紹介します。
目次
フランス発祥、冷凍食品専門店「ピカール」とは?
車中泊におすすめ!ピカールのフレンチ冷凍食品5選!
フランス発祥、冷凍食品専門店「ピカール」とは?
ピカールはフランスの家庭料理から、レストランで出るような本格的なフランス料理までが温めるだけで気軽に楽しめる冷凍食品専門店です。
共働きが多いフランスでは利用している人も多く、フランスでは全土に店舗があり人気があります。
フランスの店舗ではフレンチだけではなくアジアン、アフリカン、中南米などさまざまな国のメニューもあります。
私が以前フランスに住んでいたときには日本の定番おつまみの枝豆が売られていて大興奮して買っていました。
日本ではイオンの子会社が運営しており、フレンチだけではなくイタリアンや冷凍野菜なども扱っていて、メディアで取り上げられることも多く話題にもなっています。
現在のところ購入できる店舗は関東のみで、東京11店舗、神奈川3店舗。
その他スーパーの冷凍食品の一角にピカールの商品を陳列しているプティピカールが、東京、千葉、埼玉、茨城にあります。
ただ、プティピカールは店舗に比べて品数が少ないと思いますので、お目当ての商品が無い可能性もあると思います。
ピカールはネット通販もあり。
関東以外の方や近くに店舗のない方でも送料はかかりますが、一部の離島を除いて自宅にいながら購入できます!
オンライン限定のセールや、ポイント制度を使えばお得に利用できると思いますよ。
車中泊におすすめ!ピカールのフレンチ冷凍食品5選!
それでは私がおすすめしたいピカールのフレンチ冷凍食品を紹介していきたいと思います。
ジャガイモのガレット(Galettes de pommes de terre)
フランスではジャガイモをよく食べるので、ピカールでもジャガイモを使った商品が多く日本ではあまり見かけないジャガイモ料理がたくさんあります。
ガレットとはフランス語で「円くて平たい形のもの」を指し、お菓子や料理名でもよく使われています。
このジャガイモのガレットはオニオンパウダーを加えていて、焼き上げると中はやわらかく外はカリッとした仕上がり。
メインディッシュの付け合わせとしても、また単品でもおいしく子どもも大人も満足するはずです!
作り方
内容量:1袋600g
フライパンをあらかじめ温め、油をひかずにガレットを入れ、中火で約7分焼き、裏返してさらに弱火で約7分焼き焦げ目がついたら完成です。
アウトドアスパイス(様々な香辛料を配合した調味料)や塩を少々振りかけると、さらにビールとの相性抜群!
量は1袋600gとたっぷり。
とろけるチーズを乗せて焼くアレンジも楽しめます!
ムール貝の漁師風(Moules du Pacifique à la marinière)
ムール貝はフランスでは日常的に食べられている貝。
ムール貝を白ワインで蒸したシンプルなものから、クリーム、チーズ、ガーリックやハーブ&トマトなどさまざまなソースで味付けするレシピがあります。
レストランでも家庭でも、フランスでは定番料理です。
日本のレストランで食べると数個しかないことも多く物足りないなと感じることもありますが、フランスでは一人前でも山盛りで出てくるので大満足です。
ピカールのムール貝は白ワイン、生クリーム、玉ねぎ、パセリで味付けしてあり、殻は取り除いてあり食べやすくなっているので、そのままおつまみとしてでも美味しいです。
パスタやリゾットなどもおすすめ!
作り方
内容量:1袋400g/解凍方法:フライパンまたは電子レンジ(※解凍せずに調理)
今回はフライパンでの温め方を紹介します。
① フライパンを温め、ムール貝を入れ、時々かき混ぜながら弱火で加熱します。
② 全体が溶けたら焦げないように軽くかき混ぜて出来上がり!
フランスではムール貝と一緒に食べる付け合わせはフライドポテトが定番。
私も大好きな組み合わせです。
フライドポテトではなく、バゲットを貝のお出汁たっぷりのソースと絡めても美味しいですよ!
1袋400g。
半分はそのまま食べて残りはパスタに!
ムール貝のお出汁がパスタと絡まって最高!
シーフードのナヴァラン(Navarin de la mer)
ナヴァランというのは子羊と野菜の煮込みのこと。
フランスでは伝統的な家庭料理として愛されていて、今は亡き夫の祖母が作ったナヴァランが一番美味しかったのを今でも思い出します。
ピカールのシーフードのナヴァランは、その伝統料理をアレンジし、サーモン、タラ、エビ、貝柱に、白ワインを使ったクリームソースで煮込んだ魚介のうま味たっぷりなシーフードのクリーム煮となっています。
ごろごろとたっぷりの魚介類が入っていてボリューム満点、パンやパスタもよく合いますが、私のおすすめは白ご飯です!
作り方
内容量:1袋900g(3~4人用)/解凍方法:電子レンジまたはフライパン
フライパンでの解凍方法を紹介します。
① お好みの量をフライパンに入れ、中火で蓋をします。
② 魚介類は生のまま冷凍してあるので、焦げないようかき混ぜながら約15~20分加熱し具材に火が通ったら出来上がりです!
サーモンとタラはソースに包まれて冷凍されている、おもしろい冷凍方法(写真の白くて丸いもの中に入っている)。
ソースに白ワインが入っているのでちょっぴり大人の味で、白ワインがよく合います!
豚肉のトマトオリーブ煮(Sauté de porc tomates olives)
地中海に面した南フランスでは温暖な気候で、プロヴァンス風と呼ばれるトマトやオリーブオイル、ニンニクを使った料理が特徴で、ラタトゥイユやブイヤベースなどが有名です。
この商品もタイムを効かせたトマトオリーブソースで豚肩ロース肉を煮込んだ一品。
温めるだけでテーブルが華やかになること間違いなしです!
作り方
内容量:1袋420g(2~3人用)/解凍方法:湯煎(※電子レンジでの調理不可)
① 沸騰させたお湯に冷凍のままの商品を入れます。
② 沸騰しない程度のお湯で約20分湯煎をします。
③ しっかりと溶けたら出来上がり!
お肉がごろごろと入っていてトマトとオリーブの相性は抜群。
パンと食べても美味しいし、白ご飯とも良く合う一品です!
4種類のマカロン 12個入り(12 macarons, citron-spéculos-fruits rouges-chocolat)
チョコレートキャラメル、レモンライム、スペキュロス、赤いフルーツの4種類のフレーバーのマカロンが入っていて食後のデザートにもぴったり。
カラフルでフォトジェニックなかわいい見た目にテンションも上がります!
マカロンは12個入りのほか16個入りもありピスタチオ、フランボワーズ、チョコレート、バニラと違うフレーバーが楽しめるので、人数やお好みで選ぶことができます。
作り方
内容量:1箱155g(12個入り)
マカロンを箱から出し、平らな皿に並べ、冷蔵庫に入れ約1時間解凍し、召し上がる約15分前に冷蔵庫から取り出し常温に戻します。
上記はピカール推奨の解凍方法となりますが、私は車中泊の場合は自宅の冷凍庫から出し保冷バッグで解凍しても美味しくいただくことができました。
ピカールではデザートの種類も豊富で、マカロン以外にもエクレアやタルトなども冷蔵庫での解凍でできるので、手軽にフランスのデザートを楽しんでみてはいかがでしょうか!