パリ・サンジェルマン(PSG /フランス1部)が、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)に所属するドイツ代表FWセルジュ・ニャブリ(27)の獲得に興味を示しているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルド』が伝えた。
今季もここまで公式戦29試合に出場して30ゴールを記録するなど、エースに君臨しているフランス代表FWキリアン・ムバッペの去就が不透明となっているPSG。2022年にレアル・マドリード移籍が盛んに取り沙汰されながらも、2年間の契約延長にサインした同選手は今夏に契約満了を迎える。
依然として今夏のマドリード移籍が取り沙汰されているムバッペだが、今夏の去就についてはまだ決断していないとされているなかで、PSGはその後釜としてニャブリに注目している模様。バイエルンと2026年夏まで契約を結んでいる同選手だが、クラブを指揮するトーマス・トゥヘル監督に解任の可能性が浮上していることからその犠牲になる可能性があるという。
アーセナルでプロキャリアをスタートさせたニャブリは2017年夏にバイエルン入りすると、ホッフェンハイムへのレンタルを経験。その後、主力に定着し、クラブのブンデスリーガ連覇などに貢献してきたが、今季は負傷などの影響もあり、ここまで公式戦11試合で1ゴールという成績になっている。
なお、PSGはムバッペの退団に備えて、ミラン(イタリア1部)に所属するポルトガル代表FWラファエル・レオンとナポリでプレーするナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンにも注目しているとのことだ。