レアル・マドリードに所属する元ドイツ代表MFトニ・クロースが、自身の去就について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。
2014年夏にバイエルン・ミュンヘンからマドリードに加入以降、正確無比なパスセンスを武器にUEFAチャンピオンズリーグ3連覇やラ・リーガ優勝などクラブの複数タイトル獲得に寄与してきたクロース。今季もラ・リーガ15試合で1ゴール7アシストの数字を残している。
そんなクロースだが、マドリードとの現行契約は今季限りまで。高いレベルのまま引退を望んでいる同選手は14日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のライプツィヒ戦を前にした前日会見で「まだどうするかわからない。まだ何も決めていないよ。たくさんの人がもう1年プレーしてほしいと望んでくれていることはとても嬉しい。それはポジティブだね。コンディションは良いがまだ何も決めていない」と語った。
また、ドイツ代表復帰の可能性についてもコメント。「決断しなければいけないし、何をするのかたくさん考えなければいけない。自分の状態や個人的なプランなど、いろいろなことに左右される…。僕はこれまでずっと、できる限り高いレベルでキャリアを終えたいと言ってきた。1年前に下した決断にはまだ満足しているよ。今を楽しんでいるし、非常にうまくいっているので、もう少し決断するための時間がほしい。復帰の可能性はある。でも契約延長した時と同じように、今はまだ分からない」と述べている。