日本代表vsドイツ代表 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は、AFCアジアカップでベスト8という結果に。大会前には、カタールW杯で下したドイツ代表をFIFAランキングで上回る可能性が期待されていたが、今月15日のFIFAランキング発表を前に同国代表との差が広がっている。

 2022年開催のカタールW杯でドイツ、スペイン相手に金星を挙げたほか、アジアカップ開幕前まで国際Aマッチ9連勝と勢いに乗っていた日本代表。昨年12月21日発表のFIFAランキングでは1620.19ポイントと、アジア勢トップの17位。16位のドイツ(1631.22ポイント)から11.03ポイント差だった。

 しかしFIFAランキングの専門サイト『Footy Rankings』によると、日本はアジアカップでイラクやイラン相手に敗れたこともあり、1614.33ポイントまで減少。欧州諸国が昨年12月から今年2月まで国際Aマッチを予定していないため、前回発表時に18位だったスイス(1613.44ポイント)を辛うじて上回ったものの、ドイツとの差は16.89ポイントまで広がった。

 また韓国メディア『日刊スポーツ』が11日伝えたところによると、今年1月開催のアフリカネイションズカップでベスト16入りのセネガル代表が17位に浮上するとのこと。日本は18位へ後退する見込みだという。

 アジアカップ初戦でベトナム代表を下した時点では、1627.46ポイントとドイツに3.76ポイント差まで肉薄していた日本。同大会でタイトルを逃したことにより、FIFAランキングでの“ドイツ超え”がお預けとなっている。