チェルシー(イングランド1部)が、アスレティック・ビルバオ(スペイン1部)に所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)の獲得に興味を持っているようだ。
ガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムズを兄に持つニコは、アスレティック下部組織出身で2021年4月にトップチームデビュー。兄同様に抜群のスピードを生かしたドリブル突破に今季はここまでラ・リーガ20試合に出場して3ゴール7アシストを記録しており、スペイン代表にも定着している。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏がイギリス『Caughtoffside』を通じて公開した情報によると、昨年12月にビルバオと2027年夏までの新契約を結んだニコはまだ若くてさらなる成長が見込める、今夏にステップアップする可能性があるという。
そのなかで、アーセナル(イングランド1部)がニコの獲得に向けてすでに何度もスカウトを派遣している模様。また、直近数回の移籍市場で大金を費やしているものの、プレミアリーグでは11位と上位争いに絡めていないチェルシーも昨夏から補強リストに加えているという。
なお、チェルシーは昨夏にクラブ史上最高額でエクアドル代表MFモイセス・カイセドなどを補強した影響もあり、ファイナンシャル・フェアプレーを避けるために選手の売却が必至に。イングランド代表MFコナー・ギャラガーなどが候補に挙がっている。