日本海最大の離島である新潟・佐渡島にて、キャンプ・サウナ・クラフトビールを楽しめる新施設「ist – Sado」が、今春にオープンを迎える。

同施設は、昨年まで運営されていた「関岬オートキャンプ場」をリニューアルし、佐渡の魅力をより広く伝える“新拠点”として誕生する。

“素”の自然景観を濃密に楽しめる

佐渡島の北西、海抜100mの高台。長野の「ist – Aokinodaira Field」に次ぐ、「ist」シリーズの第2弾となる同施設は、背後に大佐渡の山並みが迫り、眼前には紺碧の日本海を望む、壮観なスポットにたたずむ。

また、近くには佐渡牛が放牧される牧場や古代杉で知られる原生林トレッキングの登山口もあり、“素”の自然景観を濃密に楽しむことができる。

アウトドアライフの魅力をクロスオーバー

今回のリニューアルプロジェクトでは、ホテル・キャンプ場・サウナ・クラフトビールワイナリーなどを手掛ける3社が共同出資し、新会社の「b2p」を設立。

それぞれの事業領域やノウハウをクロスオーバーさせながら、同施設を拠点に、佐渡島全体の魅力を発信していく。

ちなみに新会社に出資した3社は、佐渡島で築70年の古旅館をリノベーションしたホステル「HOSTEL perch」を運営する「perch」、同じく佐渡島でクラフトビールを醸造している「ビアパイント」、そして東京を中心とした各地で上質なアウトドアライフを提案している「Backpackers’ Japan」だ。

佐渡の“旬”を堪能できるイートスペースも

同施設では、元々あるキャンプサイトを活かしながら、宿泊棟やサウナ施設などを新設。また、クラフトビールや島内の食材など、佐渡の“旬”を堪能できるイートスペースも新たに誕生する。

金山や日蓮聖人の流刑地といった歴史的な背景、能楽や佐渡おけさをはじめとする伝統文化、さらにはトキの野生復帰で知られる佐渡島。そこでは、まだ見たことのない景色や、これまでとは違う体験が待っているはずだ。

ist – Sado
オープン:4月予定
所在地:新潟県佐渡市関3番地
アクセス:「両津港」よりクルマで約80分、「小木港」より同じく約100分
敷地面積:約40,000平米
宿泊施設:Hut(宿泊棟)・2棟、Nutshell(キャビン)・1棟、キャンプサイト・54サイト

(zlatan)