例年3~5月は、年度の変更に伴って入学・入社・異動が増え、住居を新たにする人が多いもの。筆者自身、引っ越しを検討していますが、6月にしようと考えています。
そんな新生活シーズンを前に、パナソニック株式会社は、首都圏(1都3県)に住む18~35歳の学生や社会人に対し、一人暮らしをテーマとしてアンケート調査を実施。
その回答を、Z世代前半(18~22歳)、Z世代後半(23~29歳)、30代(30~35歳)に分けて比較しました。
家事はたまに
調査では、「掃除・洗濯・料理など基本的な家事について、自分の気持ちに近いもの」について、複数の選択肢のなかからあてはまるものを質問しました。
そのうち、「たまにするくらいでよい」と答えた回答者は、年代があがるにつれて上昇。Z世代後半は「家事はたまにするくらいでよい」が28.9%となり、30代では35.3%となっています。
一方、「すべて自分で行わなければならない」を選んだのは、Z世代前半が最も多く、33.5%に上りました。
一人暮らしで不安なことは?
調査では、一人暮らしで不安や不満、困りごとを感じる家事についても複数回答式で質問。
その結果、全世代でみると「掃除」が高い数値を記録しました。
Z世代前半は特に「掃除」「料理」に不安や不満、困りごとを感じているようです。同社は、料理のポイントが高かった理由について、「初めての一人暮らしで自炊に関する困りごとに直面している」と推察しています。
「不安や不満、困っていることはない」という選択肢を最も選んだのは、Z世代後半でした。他世代より約9ポイント高い、29.8%となっています。
調査概要
調査対象:21歳~35歳の男女で一人暮らし経験者計600人
調査期間:2024年1月
調査方法:インターネット調査
回答数:首都圏(1都3県)に住む18歳~35歳の学生・社会人577人
<参照>
【新生活シーズン目前!一人暮らしに関する最新調査2024年】Z世代は家事にも前向き!? 3人に1人は「自分で丁寧にやりたい」