世界に誇る浮世絵の基礎となる彫りと擦りの伝統工芸技術を継承するために、伝統を守りつつ新しい挑戦を続け、様々な作品をプロデュース・企画・制作する版三は現在、葛飾北斎と歌川広重の名作浮世絵復刻版「浮世絵富士山」を販売中だ。
それぞれ30点限定での販売なので売り切れる前にチェックしてみてはどうだろう。
富士山が世界文化遺産に登録され10周年
富士山は2013年6月に世界文化遺産に登録され、令和5年に10周年を迎えた。
世界に認められた理由として挙げられたのが「信仰の対象」であり「芸術の源泉」であること。富士山は日本中の人々から愛されるとともに、多くの芸術家たちにインスピレーションを与えてきた。
日本を代表する浮世絵師、葛飾北斎や歌川広重もまた富士山を描いた作品を数多く残しており、富士山の素晴らしさを世界中に知らしめるきっかけの一つとなったと言われている。
復刻版をそれぞれ30点限定で販売
版三では10周年を記念して富士山を様々な角度から描き上げた葛飾北斎の「富嶽三十六景」の中から選りすぐりの作品、また、歌川広重の「東海道五拾三次」の中から富士山が描かれた作品に「富士山世界文化遺産登録10周年記念」のプレートを付けた復刻版をそれぞれ30点限定で販売しており、販売開始からすでに多くの注文を受けているそうだ。
この機会に、世界にも影響を与えた浮世絵師、北斎・広重が描出する美しい浮世絵の世界を堪能して欲しい。
(角谷良平)