株式会社VOSTOK NINEは、全国4,000人(有効回答者数3,519人)を対象に、主要オンラインメディア8カテゴリ・47メディアをめぐる「購入・利用のきっかけとなる主要オンラインマスメディア調査」を実施。
その結果から20~64歳の回答を抽出して実態を伝えています。
オンラインメディアを見て購買意欲が高まる人は3割超
対象となったメディアで提供される情報を見て、商品をほしくなったりサービスを利用したくなったりしたことがあるか聞いたところ、女性は35.5%(「よくほしくなる」8.5%、「ときどきほしくなる」27.0%)、男性は31.5%(「よくほしくなる」7.5%、「ときどきほしくなる」24.0%)という結果となりました。
男女問わず3割以上の人が、オンラインメディアで購買意欲を刺激されているようです。
動画・音楽メディアカテゴリでは「YouTube」が最多
動画・音楽カテゴリとして、TVer/radiko/Spotify/Netflix/ABEMA/YouTube/ニコニコ動画のなかから、どのメディアを視聴したときに購入や利用の意欲が高まるかという設問では、購入(利用)意欲を喚起させられる順に「YouTube(46.4%)」、「Netflix(34.3%)」、「TVer(31.8%)」、「Spotify(31.6%)」となりました。
「YouTube」は他メディアに比べて、商品レビューコンテンツが圧倒的に多くいことから「頭ひとつ抜けている」状態だと株式会社VOSTOK NINEは分析します。
また、続く「Netflix」「TVer」「Spotify」については、2023年8月に同社が調査した「オンラインマスメディア信頼度調査」において信頼度の高いメディアの上位に挙がっており、信頼性の高さが、購買意欲を高めるひとつの要因になっている可能性があると同社(※)。
SNSメディアでは「Instagram」の効果が高い
次に、SNSメディアのカテゴリからInstagram/Pinterest/LinkdIn/X(Twitter)/Facebook/Pixiv/TikTokについても同様に聞いたところ、「Instagram(50.3%)」に半数以上の回答を集まりました。
次いで「X(旧Twitter、41.4%)」、「TikTok(40.1%)」が続く一方で、「Facebook(27.4%)」がもっとも低い結果となっています。