川崎フロンターレ MF家長昭博 写真:Getty Images

 日本代表、川崎フロンターレOBの中村憲剛氏が、スポーツ動画配信サービス『DAZN』で今月12日配信開始の『やべっちスタジアム』に出演。トレーニングキャンプ中の恒例企画『デジっちが行く!』におけるMF家長昭博の振る舞いに言及した。

 新型コロナ感染拡大による制限が撤廃され、日常が戻ってきたJリーグクラブのトレーニングキャンプ。選手がビデオカメラを持ってチームメイトを直撃する『デジっちが行く!』も再開され、ファン・サポーターの間で好評だ。

 今月12日に配信開始の同企画では、沖縄県国頭郡恩納村の赤間総合運動公園サッカー場で先月16日から31日まで行われていた川崎のキャンプに潜入。FW山田新とGK安藤駿介が撮影役を務める中、バナナのコスチュームを被りながらユニフォーム撮影に応じる家長の姿を捉えている。また同選手は「どうですかバナナは?」という撮影役からの問いかけに対して「どうですかバナナって!」と笑みを浮かべながら言葉を返した。

 また家長はGK上福元直人、MF脇坂泰斗らとともに、お笑い芸人やす子のものまねを披露。迷彩服を身にまといながら、「はい~」でお馴染みのフレーズを「アキ~、アキだけど何~」にアレンジしている。

 37歳で古参という立場で、若手選手とともに『デジっちが行く!』に登場した家長の姿には、OBの中村氏も一安心した模様。MCの矢部浩之さんから「家長選手、素晴らしくないですか?」と振られると、「ベテランをいじると良いんですよね、デジっち。経験者として(言わせてもらうと、)チームがひとつになる。個人的には川崎ちょっと心配していたんですけどね」とコメント。デジっちに出演していた自身の過去を振り返りながら、家長の担っている役割に触れた。

 若手選手のみならず、FW小林悠をはじめベテラン選手も登場し、ブラジル人FWエリソンと鬼木達監督も絡みも見られた川崎のデジっち。2023シーズンのJ1リーグ8位からの巻き返し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023/24シーズン決勝トーナメントでの躍進が期待される。