バイエルン・ミュンヘンが、ユベントスに所属するフランス代表MFアドリアン・ラビオ(28)の獲得に興味を示しているようだ。ドイツ『FT』が伝えた。
パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)でプロキャリアをスタートさせたラビオは、2019年夏にフリートランスファーでユベントス入り。推進力のあるドリブルや高水準のキック精度を武器に今季もここまで負傷離脱がありながらも、公式戦20試合に出場して3ゴール3アシストの数字を残している。
そんなラビオに対して、守備的MFの獲得を目指しているバイエルンが注目しているという。昨夏にフラムでプレーするポルトガル代表MFジョアン・パリーニャの獲得に迫りながらも、最終的に破談に終わったバイエルンは冬の移籍市場で守備強化を優先したこともあり、守備的MFの強化までは行えなかった。
そのため、今夏は守備的MFの獲得を優先する意向であり、今季限りでユベントスと契約満了を迎えるラビオに照準を合わせており、クラブを率いるトーマス・トゥヘル監督はPSG時代にも共闘している。ただ、同選手にはインテルとバルセロナも目を光らせているとのことだ。
また、バイエルンは上述したパリーニャへの関心を継続させているほか、レアル・ソシエダ(スペイン1部)のスペイン代表マルティン・スビメンディやアルヘンティノス・ジュニアーズ(アルゼンチン1部)に所属するU-23アルゼンチン代表MFフェデリコ・レドンドもリストアップしているとのことだ。