トシン・アダラビオヨ 写真:Getty Images

 リバプール(イングランド1部)が、フラム(同1部)に所属するイングランド人DFトシン・アダラビオヨ(26)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『サン』が伝えた。

 プレミアリーグ制覇やUEFAチャンピオンズリーグ優勝などにも導いてきたユルゲン・クロップ監督が今季限りで退任するリバプールだが、現在負傷離脱している元カメルーン代表DFジョエル・マティプが契約満了で退団するとの見方が強まっている。

 加えて、守備の要であるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクにも退団の可能性が浮上していることから、リバプールは守備強化を画策しており、アダラビオヨをトップターゲットに設定しているという。ただ、今夏にフリーとなる同選手にはトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)やミラン(イタリア1部)も興味を持っているようだ。

 また、イングランド人DFは昨年12月にフリートランスファーでフラムを退団することをクラブに伝えていたという。だが、フラムを率いるマルコ・シウバ監督はシーズン終了までに心変わりして新契約を結ぶという希望を捨てていないようだ。

 マンチェスター・シティ下部組織出身のアダラビオヨは2016年8月にトップチームデビューを果たすと、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンや、ブラックバーンへのレンタル移籍を経験して2020年夏にフラムへ移籍。196cmの体躯やスピードを武器に今季もここまでプレミアリーグ11試合に出場して1ゴールを記録している。