イングランド1部プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンに所属する日本代表MF三笘薫(26)が、今夏に放出される可能性が高まっているようだ。2月10日、イギリスメディア『FootballTransfers』が報じた。
ブライトンは10日、デンマーク1部のノアシェランからガーナ人FWイブラヒム・オスマンを獲得。2029年6月までの契約で、チームには2024年夏の加入だという。前述のメディアは、19歳の若きウィンガーの移籍により26歳のMFを売却する扉が開かれたと指摘し、三笘放出の可能性が以前より高まっていると伝えた。また、三笘の獲得には、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーの3クラブが乗り出しているという。
同メディアによるとブライトンは快速MFの移籍金として、6000万ユーロ(約96億円)を要求するようだ。なお、記事ではバルセロナが同選手の獲得を目指している件にも触れているが、クラブの財政状況からプレミアリーグのビッグクラブとの争奪戦に挑む余力は無いと言及した。
三笘は、2023/2024シーズンの同リーグで18試合に出場し、3ゴール4アシストを記録している。また、日本代表として出場したAFCアジアカップカタール2023では、決勝トーナメント1回戦のバーレーン戦と同準々決勝イラン戦に出場。得意とするドリブルで存在感を示した場面はあったものの、左足首を負傷していた影響もあり、不発に終わった。同選手は今夏、移籍することになるのだろうか。